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齋藤 孝『使う哲学』 感想

題名:『使う哲学』(齋藤 孝・著)

 

 

一行説明:哲学を自分の力、「技」として身につける方法

 

趣旨:哲学を生きるとはどういうことか、西洋の哲学はどんな歴史を持っているのかを記し、さらに、主立った西洋の哲学者たちの思想や思考法を紹介している。

 

主に3点。

 

まず「ソクラテス」。ソクラテスは何も知らないことを知っていると言いました。それが「無知の知」です。次に大事にしたのは 問いかけ、対話することです。

商談や会議の場、夫婦間や友人との会話でも、無知の知を自覚しつつ、問いかけを投げかけ合い、対話することで成長していくものである。

 

もう一つは「ベーコン」。偏見や先入観などをベーコンは「イドラ」と呼びました。そのイドラの中に「市場のイドラ」がある。噂話には、間違っているものもあるだろうし、聞き違いや伝言ミスも生じます。しかし、そうした話を信じる人も多く、間違った情報が拡散されていくこともある。そうして生じた偏見や先入観が市場のイドラである。

例えば、SNSには、不確かな情報やデマも溢れている。

 

最後に「フッサール」。フッサールは「思い込みに注意しよう」と言います。そして、そのためには、当たり前のように思われている物事を一度カッコに入れて、判断するのを保留しようといい。これを「エポケー」と言われ、「判断停止」の意味です。

例えば雪は白いと思われているが、エポケーして、まじまじ見ると、半透明に見える。 

 

引用文

引用1「哲学とは何でしょうか。その本質は愛知学、つまり【知を愛する】ことにあります。」

 

引用2「リチャード・ドーキンス氏の『利己的な遺伝子』には、人間は遺伝子の乗り物だというようなことが書かれています。」

 

引用3「人間は波打ち際の砂の上に描いた顔のように、消滅するだろう」