5Gとは「5th Generation」(第5世代移動通信システム)。
ではこれまでどのように進化してきたか。
1G:音声を電波に乗る信号に変換して伝送する「アナログ方式」。
2G:「デジタル方式」による移動通信システム。
3G:初めて国際標準として定められた移動通信システム。
日本の携帯電話が海外でも使えるようになる。
4G:標準化団体で次世代通信方式。
(スマートフォン)
※移動通信システムは10年毎に革新。
5Gの3つの利用シナリオ
①高速大容量通信(4G時代の10倍以上、通信速度が早くなる)
②超信頼・低遅延通信(5Gの遅延は1ミリ秒と、4Gの10分の1)
③多数同時接続
(4Gではひとつの基地局に100台程度の端末が同時にアクセスすると接続不可になる。5Gではこれを100倍にし1万台程度の端末が同時アクセス可能)
発明のプラットフォーム
『クアルコム』は「5Gは発明のプラットフォームになる」 とメッセージを掲げている。
これから先どんなものが生み出されるのか楽しみである。
引用元
亀井卓也『5Gビジネス』日経文庫 2019年