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『まんがでわかる 7つの習慣』 感想

 

概要

7つの習慣を漫画で解説している。

 

真に価値ある人格

謙虚、勇気、正義、勤勉、節制など、人間として真に価値のある人格を手に入れる。こうして人格主義の発想に基づいて自分を変えることが、本当の意味での成功と幸せを呼ぶ。

 

3つの要素

人がある行動を習慣として身につけるには、知識、スキル、意欲の3つの要素が必要である。7つの習慣は、習慣として実装することで人生を変えていける行動のアドバイス、知識、スキル、そして意欲の3つの要素を頭に入れ、7つの習慣を身に付けていこう。

 

人は物事を自分の見たいように見る

他人の言動を見て間違っていると、つい批判したくなるときがある。だが、本当は相手の方が正しいかもしれない。人は誰しも、過去の経験や知識を参照して世界を見ている。

仕事が理解されないことを人のせいにして、相手を責める。結果、ますます周囲から避けられて、成長の機会を逃してしまう。これはSee→Do→Getの循環が悪いせいである。いい結果を得たいなら、出発点であるSeeを変えるしかない。

Seeにあたるものがパラダイム。世の中の物事を見るときに基準となる考え方のことである。

 

パラダイムシフト

原則に基づくパラダイムを持つべきだという。原則とは、国や時代を超えて誰もがその価値を認めるもの。例えば、公正さ、誠実、勇気などである。

他人や組織、環境など自分の外側が変わらないと結果も出ないと思うのがアウトサイド・インという考え方である。そうではなく、自分の内面、つまり考え・見方・人格・動機が原則に合っているかに気をつけ、行動を変えることで結果を引き寄せようとする意識が大切である。この姿勢をインサイド・アウトといい、7つの習慣の前提として重要視している。

 

7つの習慣

7つの習慣は、人間の成長に大切な7つの心がけを体系化しした思想である。

真の意味での自立を達成するには、第1、第2、第3の習慣が必要である。これが私的成功である。

自立した人間は、尊重し合い、違いを認め合いながら、高度な依存関係を築くことができる。社会で生きる人間としての理想形で、これが公的成功となる。その達成に必要なのが第4、第5、第6の習慣である。さらに、知力や体力などを養い、人間としての外枠を広げていくのが第7の習慣である。

 

第1の習慣は主体的

第1の習慣は主体的である。主体的であるとは人間として自分の人生に対する責任を取ること。

 

率先力

人間には自覚するという優れた能力がある。刺激に反応したことを自覚すれば、刺激に対する行動は自分で選択できる。

自覚することを意識できれば、逆に自分が外部を刺激できることにも気づく。それが率先力。率先力は、自らの責任で行動する力である。

 

影響力を高めるために

人は行動を選択する自由はあるが、行動の結果を選択する自由はない。

自分が変えられるのは、行動だけ。望む結果が得られなくても、改善したいなら、次の行動を修正するしかない。根気よく試行錯誤を続ければ、徐々に結果は変わってくる。

主体性の本質は、自分自身や人との約束と約束に対する誠実さである。個々の行動に責任を持つ意識が、第1の習慣の礎となる。

 

第2の習慣は終わりを思い描くことから始める

すべてのものは2度つくられるという。人生の場合、①人生の方向性をイメージし、②毎日を生きる、という2つの創造でつくるもの。第2の習慣、終わりを思い描くことから始めるは、この知的創造のことである。

自覚、想像力、良心は、人間独特の力である。この3つの力を駆使すれば、自分だけの人生は必ず見つかる。

 

リーダーシップ

知的創造にはリーダーシップが必要である。リーダーシップとは目的を考え、そこに到達するために何をすべきかを検討して人や自分を導くこと。人生の終わりに向かって自分を導くリーダーシップを発揮しよう。

 

原則

中心に置くべきなのは原則である。公正さや、誠実、勇気などの原則は、普遍的で価値を失うことがない。

 

ミッション・ステートメント

常に終わりを意識した生活を送るには、個人のミッション・ステートメントを持つといい。ミッションとは使命、ステートメントとは宣言。つまり、自分の人生では何が大切で、自分はどうなりたいのかを宣言しておくのだ。

 

第3の習慣は最優先事項を優先する

第3の習慣は最優先事項を優先する。

 

緊急でないが重要なこと

行動の順序を考えるには、人間の活動を重要度・緊急度で分類した4領域で整理すればいい。緊急度はすぐに対応を迫られるかどうか、重要度は人生の目的や価値観にとって重要かどうか。

多くの人は、第1領域(緊急で重要なこと)の活動に時間を割く。緊急で重要だから当然である。だが、忙しく疲れもたまるので、長続きしない。

人生を充実させるには第Ⅱ領域(緊急でないが重要なこと)により集中することが必要である。

第Ⅱ領域を増やすには、第Ⅲ(緊急だが重要ではないこと)・第Ⅳ(緊急でも重要でもないこと)領域を減らすのがいい。

 

任せる

時間が足りないときは、全部自分で行おうとせず、人に任せるという方法もある。これをデリゲーションという。

自分の時間を使って行動するときは、効率性を考える。だが、人に任せる場合は、効果を考えることが重要である。

 

第4の習慣はWin-Winを考える

第4の習慣はWin-Winを考える。交渉で問題を解決する際、双方にプラスとなる関係のことをいう。

 

Win-Winを成立させるため

Win-Winを成立させるために必要な資質は二つ。自分のWinを求めて相手に対し誠実に気持ちを伝える勇気と、相手にWinを与える思いやりである。

 

プロセス

Win-Winに至るプロセスも重要である。①相手を理解し、②解決すべき課題を明確にする。③確保すべき結果を明確にし、④結果を達成するための選択肢を出す、という4つのステップを勧めている。

 

第5の習慣はまず理解に徹し、そして理解される

第5の習慣はまず理解に徹し、そして理解される。

コミュニケーションには、読む・書く・話す・聞くがある。このうち、聞くことが最も重要なスキルである。

 

聴く

Win-Winの関係を築くには、話の聞き方の段階のうち、最高レベルのスキルが必要になる。

それは、共感による傾聴というスキルである。共感による傾聴とは、相手の目線で話を聞き、心の底から誠意を持って相手を理解しようとすること。

共感による傾聴の上達のために、4つのステップがある。

第1段階:話の中身を繰り返す。

第2段階:話の内容を自分の言葉に置き換えて言い直す。

第3段階:辛いね、楽しいねなど相手の感情を自分の言葉で置き換えるあいづちを打つ。

第4段階:第2、第3段階を同時に行う。

 

第6の習慣はシナジーを創り出す

第6の習慣はシナジーを創り出す。シナジーとは、個別のものを合わせて個々の和より大きな成果を得ること。シナジーを人生において最も崇高な活動と見なす。それは、シナジーを創り出せば、今まで存在しなかった新しいものを生み出せるからである。

シナジーの本質は違いを尊重することにある。

 

シナジーのカギ

シナジー誕生のカギを握るのは、コミュニケーションの深さ。そのレベルは3段階に分けられる。

信頼度も協力度も低い場合、防衛的コミュニケーション。

信頼と協力がやや高まると尊敬的コミュニケーションになる。

信頼と協力の度合いがもっとも高くなるとシナジー的コミュニケーションが生まれる。

シナジー的コミュニケーションでは第3の案が生まれる。

 

第7の習慣は刃を研ぐ

第7の習慣は刃を研ぐ。体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)の4つの側面でバランスよく刃を研ぐ時間をとる習慣である。

肉体的側面で刃を研ぐとは、運動によって身体をメンテナンスすること。

精神的側面で刃を研ぐとは、自らの価値観を深く見つめること。

知的側面で刃を研ぐとは、情報収集力や選択力を磨くこと。

社会・情緒的側面で刃を研ぐとは、人間関係においても自分の価値観に忠実に振る舞うこと。

 

リニューアル

第7の習慣がもたらすのは、4つの側面(肉体、精神、知性、社会・情緒)の再新再生である。つまり、人間としての刷新が期待できるということである。

 

第8の習慣

7つの習慣の後に提唱した第8の習慣は、リーダーが偉大さを身につけるための習慣である。

人を動かす存在感、魅力、カリスマ性を身に纏うための習慣といってもいい。必要なのは自分のボイスを発見すること。

ボイスを見つける力は誰もが持っている。ボイスの発見のために必要な3つの力とは。選択する自由と能力(自分で自由に行動を選択する力)。原則(誠実さ、公正さ、敬意など、普遍・不変的に価値のある人間関係のルールのこと)。生まれつき人が持っているインテリジェンス(頭を正しく使う能力、身体を健全に使う能力など)である。

この力を適切に用いることで、自分とは何者かが心の内から聞こえてくる。

 

下記書籍参照