スーパースターブログ

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個人情報漏洩の危険

 

LINE

中国・大連にあるLINEの関連会社で働く中国人スタッフが、タイムラインの書き込みや画像、動画などを監視していた。

LINEの月間利用者数は日本国内だけで8600万人に上る。今や公共のインフラと呼ばれる存在になっている。

LINE中国(正式名:LINEデジタルテクノロジー)。2018年、韓国にあるLINEの子会社LINE プラスが中国・大連に設立した会社である。

同社の内部資料には驚きの内容が記されていた。LINE社内では利用者の個人情報を機密性に応じて四段階に分類しているという。このうち最も機密性の高いのは赤に分類。二番目はオレンジとしている。

そのいずれの個人情報にも、LINE中国側からアクセスできるとのこと。

問題は、中国人技術者が個人情報にアクセスした目的と、その情報が中国政府に提供されたか否かである。

 

国家情報法

中国政府は2017年に国家情報法を施行し、如何なる組織及び国民も、国家の諜報活動に協力しなければならないと定めている。

つまり、LINE中国のスタッフが個人情報の提供を求められた場合、断ることができない。

中国政府は、共産党員だけでなく、監視対象としている外国人らの個人情報をまとめた「とうあん」と呼ばれるリストを作成している。「とうあん」内の情報は、政敵を追い落としたり、共産党に批判的な外国人の口を封じる際に持ち出される。

中国の諜報活動は、民間人も幅広く大量の情報を集め、その中から諜報機関が取捨選択をする。いわば投網方式である。

 

ウイグル・テロリスト

オーストラリアのサイバーセキュリティ会社インターネット2.0の設立者、ロバート・ポッター氏。

ポッター氏は、中国に関する調査活動を積極的に行っている人物である。

1月下旬にオンラインで開かれた初会合にて、「昨年末、中国上海市の通信会社が管理するクラウドの中からウイグル・テロリストと名付けられたファイルを入手した」

ウイグル・テロリストの中で、日本人を含む出入国管理リストがあった。リストには、氏名は性別、誕生日、パスポート番号に加えて、空港を通過した時間とみられる情報も含まれている。

出入国管理リストは、ウイグル・テロリストと名付けられたファイルが入っているものの、ウイグル問題と直接的な関係はないようだ。

中国当局は全土に「天網」と呼ばれる監視システムを張り巡らせている。街頭や公共施設など、あらゆる場所に監視システムが設置されており、その多くがAIを搭載した顔認証システムと連動しているとされている。

今回のリストと、天網をはじめとした各部門の監視システムが一元化されれば、入国してからホテルまでの道のりや、町中を歩いている間など、中国滞在中は監視下に置かれることになる。

 

下記書籍参照